アーケードの復活

ABA氏の所でシューティングの幅という話題でいくつか思う所があったのでメモ代わりに書きます。
自分が思う所なので元の話題とはかけ離れていると思うけどあんまり気にしないで下さい。
むしろ気にしているのは俺だけだったりです。


アーケード業界のくたびれ具合を見ればわかるようにジャンルが画一化してしまっているのがくたびれ具合を加速させている。くたびれスパイラル。
昔は目移りするほどへんてこなゲームがいっぱいあってゲーセンにいるだけでわくわくしたもんだけど、
今のゲーセンには


・弾が超絶いっぱい出てくるシューティング
・なんだか意味の分からない長ったらしい名前のついたシステム付きの2D格闘
・代わり映えのしない3D格闘
メダルゲーム
・でかい筐体と閉じた空間でなんだか気後れしてしまうカード&ネットゲーム
・コアで分かりやすいオタクしかやらない音ゲー
・カポーぐらいしか遊ばない車ゲー


ぐらいしかなくて、気分転換に出来るものがひとっつもないのです。
たまにパズルゲームとかもあるけどやっぱり落ちものというジャンルで画一化されてしまってなんだかやる気が起こらない。
昔は売れたゲームのもろパクリも多かったけどジャンルで画一化できないような物が多かったので気分転換に色々楽しめたような気がする。


この傾向が強くなったなと最初に感じたのはスト2が流行ったくらいかな。
スト2しか置いてないゲーセンなんてのまで出てきてなんだかなぁと当時は思ったものだ。
とにかくスト2の出現によって2D格闘ゲームというジャンルが固まってしまったように思う。


次に変化があったのはシューティングでは無いだろうか。
怒首領蜂は確かに面白かった。
面白かったけども、これ以降弾幕シューなんて言葉が出来てしまってストイックな奈落に向かって一直線に走っていってしまった気がする。
自分自身、武器が最初から最後まで固定っていうのがなんだか好きじゃなくて
弾幕シューなんてジャンルが出来てからはますます武器固定化が進んでしまいゲームの雰囲気として単調なものを感じるようになってしまった。
とにかく最近のシューティングの特徴である息を止めてゲームをする感じは嫌いではないんだけど好き好んで自らやろうとは思えないんだよね。


個人的には昔のシューティングでたまにあったアイテムで武器をチェンジするのが好きなんだけど今更感漂うしねー。
それでもアクスレイみたいな武器変更システムなんかだったら結構幅を持たせられるんじゃないかなぁとか思う。
でもアクスレイはクソだよとN野さんに言われたのがちょっとショックです。
俺だってグラディウスの何が面白いのかが良く分かりません。
ジェネレーションギャップだよ。絶対。


とにかく、例えば俺好みの上記のような感じの面白いシューティングが出現したとしても今の息抜きできないゲーセンまでわざわざ出向いてやろうなんて思わないし、むしろ家庭用にすぐ移植されるのを待ったりするだろう。


コンシューマなら自分好みのバリエーションを揃える事は難しくないしね。


で、まぁそんなこんなで3D格闘が画一化して、音ゲーが流行って一気に画一化して
大型筐体が出てきてもあんまり興味なくて今に至る。みたいな。
ゲーセンは不良の溜まり場からコアなオタクの10代しゃべり場になったのだ!みたいな。
あきらかにゆるやかに死に向かうアーケード業界に明日はあるのか!!みたいな。
こうやって考えるとアーケード業界は死すべくして死ぬものなのかもしれない。みたいな。


あくまで俺基準の話なんでそんなことあるかビチグソボケ野郎が!
とか思うかもしれないけれども少なくともユーザーの一人はこう思ってるのかーぐらいで軽く流してください。


読み返すと落ちは無いは何が言いたいんだかで俺は本当に文才が無いんだなとしょんぼりしてしまう。どうにかしてください。