データの管理

デザイナの愚痴を聞いたりする度にデータの管理は超重要だと感じる。
ターゲットで確認するまでにほかの人を経由して2ステップ以上かかる環境はバグが絶対に埋め込まれるという経験則。


データ管理のノウハウは日本よりも諸外国のほうが成功してる事例が多いと思う。特にPCゲーム。
今後さらにリソースが複雑化していくなかで、アイデアがどうとか以前にオーサリング環境の整備を考える必要があると思う。そういう意味で日本はピンチなのか?


日本はCGワールドくらいしかそういう特集してないから他の開発現場がどうなってるのか正直良く分かんないけど、少なくとも俺が見て来た会社で外国並みのオーサリング環境に力を入れてきた所は無かった。
今の所は今までに比べたら結構がんばっているけれど、それでも合格点には届いてないと思う。


うわさによると日本も大手の大プロジェクトなんかだとすごい環境があるみたいなんだけど、他との温度差が激しすぎるというか。
もしかすると諸外国も大手以外は結構苦労してるのかもね。


とにかく、こんだけ開発の規模がでかくなってるのに昔と同じ方法で管理してたりするのである意味驚きですよ。
なんでデザイナーがコマンドラインでデータコンバートしてんだ。
なんでプログラマーがデータコンバートしてんだ。
GUIのフロントエンド用意しようよ。データ管理はデザイナに任せられるようにしようよ。
そういうのを「ゲームクリエーター」とかいう謎ワードで誤魔化すのは良くないと思う。
何も解決しちゃいないのにその言葉ですべて解決しちゃった気持ちになっちゃうの。
よくないね。ほんとよくないね。


そういえばゲームクリエーターなんて呼ぶようになったのは何時からなんだろうか。
最初にそう呼ばれたのは誰だろう。


僕は今日会社で怒られてアンニュイな気分です。